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マルドゥック・スクランブル (冲方 丁)

2010.04.26
本の感想は凄い久々。今回は映像化が決定した冲方丁さんのマルドゥック・スクランブル。これはライトノベル?SF小説?

…SFらしいです、調べてみたら。納得。
主人公のバロットは卵の殻を研いで作ったナイフのような少女だと思う。


珍しく、というか初めて感想が一言でまとまった。今まで読んだ本と違うとか、衝撃が~、とかそんな具体的な理由はないのですが、今回すんなりと思い浮かんだんですよね。故に感想up。

サイバーパンク(近未来)な世界観で、背景、そして義肢的な面を考えるとシュピーゲル・シリーズへの繋がりが見受けられます。猋、焱のメンバーに影響がありそうな部分もちらほら。書き方の特徴は全然無いのですが、読んでると無性にニヤッとしたくなる感覚があるんですよね。まぁシュピーゲル・シリーズよりはだいぶ暗めな展開ですが。ルーン・バロットにヒロインと付ける気にならないのも読んだ実感として1つ。

3部作なのでそれなりに登場人物はいるのですが、主人公ルーン・バロットと事件屋コンビのウフコック、ドクター。3人の敵となるシェルとボイルドの5人で物語は廻ります。

…ちょと突っ込むと大体ネタばらしになっちゃうんですよね(汗

とにもかくにも導入から最後まで良い重さがありました。バロットの背景から序盤の能力獲得までですでに辛いし、常に退廃的で、硝煙のにおい+αな話です。それでもスピード感が消えないのはひとえにキャラクターの癖のある味と、筆者の気迫が伝わるからだと思います。「排気」の後書きで筆者の強烈な執筆中のエピソードが出てきますが、読めば納得です。あの冲方丁がそこまで!?と思いますが、そのおかげでこの強烈な作品に巡り会えました。
面白いと思って書かれた作品はおもしろい。これを実践した冲方さんの筆力に唸ります。



…あれ、見せ場のカジノシーンに一切触れてない。読んで確かめて下さい!(逃
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